介護職はうつ病になりやすい仕事だと言われていますが、実際のところどうなんでしょうか。
またうつ病になった時の対策についても紹介していきましょう。
目次
1.介護士はうつ病にかかりやすい職業1?
アメリカの健康専門ニュースサイト『Health.Com』よりうつ病にかかりやすい職業が発表されました。
(こちらはアメリカの調査にはなるので、日本では正確でないかもしれませんが。。。)
うつ病にかかりやすい職業のベスト10を紹介して行きます。
10位:セールス業
9位:ファイナンシャル・アドバイザー、会計士
8位:整備業
7位:秘書業
6位:教師
5位 芸術家
1人で行う仕事ですので、締め切りに追われることや才能の芽が開かず生活も困難なことがあったりと孤独で大変な仕事です。。。
4位 医療関係職
医師や看護師などの医療関係の仕事は、命を預かる仕事からも、かなり精神的に負担が大きい仕事です。
また、夜勤や急な呼び出しに対応しないといけないので、生活リズムが崩れるため、身体的にもストレスがかかる仕事かもしれませんね。。。
3位 ソーシャルワーカー
生活や精神の悩みを抱えている人の相談を受けるため、多くの人の悩みを抱えることでうつ病になりやすいようです。
2位 飲食店従業員
アルバイトなどであれば考えにくいかもしれませんが、態度が悪いお客様からのクレームや問題にストレスを抱える人も多いようです。
気になる1位は。。。
1位 介護職
タイトルからバレていたかもしれませんが。。。
やはり医療・福祉関係は夜勤などの勤務形態が生活リズムを崩す のかもしれないですね。
また入居者のお世話やそのご家族、職場とかなり人間関係にも悩まされることも。。。
施設によっては、認知症の対応や見取り介護など「死」に近い仕事でもあります。
2.精神病になりやすいの?
今回、1位の介護職を挙げて話していきます。
「介護職に不安を持つあなたが知るべき実態とおすすめの働き方」でも記載しましたが、介護の仕事はかなり重労働な上に安い給料でかつ夜勤などの勤務シフトが大変です。
また、施設の形態によって入居者の特徴が違います。
<例>
・特別養護老人施設・・・自分で動けない介護度が高い方が多く、「死」を看取ることが多い
・グループホーム・・・認知症の方が多く、認知症の方は喜怒哀楽が激しく対応がすごく難しい
などなど
近くで何年も寄り添って、利用者のお世話をするので責任を感じやすいのだと思います。
だからこそ、優しい方がうつ病になりやすいと言われているのかも知れませんね
3.介護でうつ病にならないために
介護は人を相手とする仕事ですので、時には利用者の方から罵声を浴びせられることもありますが、表に態度に出せないことで、ストレスを抱えていくと思います。
また、常に生活のお世話をしていると情がわき、より丁寧な介護をしてあげたい反面で人数不足で十分な介護できないこと多々あります。
周りに相談すると「諦めらめずに頑張ろう」「無理せずに違う介護施設に転職した方がいいよ」など、全く違うアドバイスを貰うことも。。。
私なりのアドバイスですが、今抱えている苦労も、「もう少し○○していれば良かった」など、自分の為の反省になったとか、「自分が成長して行くために必要だった」と心から納得することが大事だと思います。
つまり、今後に活かせると思った時、無理せずに辞めてもいいと思います。
自分の中で将来のために、その苦労が昇華してれば、また同じ環境になったとしても、違う形で苦労出来ると思います。
だからこそ、うつ病にならないために知ってほしいことは2つです。
- 1人で悩まず相談し、早期発見・対策をすること
- 今の施設だけがすべてではないことを忘れず、転職することも1つの手
今の施設以外で探すのであれば、 友人聞くことや派遣に登録することも一つの手です。
「介護職に復帰出来ない8割の人がする誤解」で介護の不安や施設形態について詳しく紹介しております。
「なんで介護を派遣で働くといいの?~派遣会社の比較編~」でおすすめの派遣会社の比較しております。
とにかく、辛いことをそのままにしないことが大切です。
4.まとめ
どんなお仕事でもストレスがかかりやすいが、医療福祉関係は特に多いようです。
だからこそ、今の職場を大事にしつつ、自分を責めすぎないことが大事して下さいね!
この記事で少しでも、誰かの役に立てば幸いです!